農業従事者は20年ほどで半減し、65歳以上の農場従事者の割合が7割を超えるようになりました。食料自給率の向上も叫ばれて久しいですが、実態としては低下傾向にあります。
「スマート農業」という言葉はある程度、浸透しつつあるものの、日本の農業における実態として目に見える数字は依然として厳しい状況にあり、日本における大きな社会課題の一つと言えるでしょう。
「本当の意味で日本における農業を救いたい」
私たち、アイクスはこの大きな社会課題を解決することを自社の重要なテーマだと位置付けたところが出発点です。
自社におけるAI開発、筑波大学、他企業などをはじめとした様々なパートナーと共創のうえで生まれた生命環境に関わる技術など、私たちは日々、新たな価値を生み出す技術開発に取り組んでいますが、すべてはこの社会課題を解決するためだと考えています。
また、同様に再生可能エネルギーの発展も日本のみならず、世界的に大きな課題であることは間違いありません。
私たちの主に農業分野で培ってきたAI技術などは再生可能エネルギーの分野にも大いに展開できる余地があり、再生可能エネルギー分野におけるシステム開発も我々にとっては重要なテーマの一つです。
私たちは社員ひとりひとりが情熱を持って、自社固有の先端技術、そしてビジネスアイデアとの融合を図り、新たな価値を創出し、大きな社会課題に挑んでいきます。
代表取締役CEO 髙橋 優太
株式会社アイクスCTOの福田直也です。
筑波大学ではつくば機能植物イノベーション研究センターのセンター長を務めています。
植物の成長を人の感覚ではなく数値として解析し、それを元にした管理を行う技術の研究をしています。生産性や品質を向上させる管理につなげる生産支援技術開発です。
ベテラン生産者のみが感覚で捉えていた作物の生理的状態をAIと画像解析で把握する技術が実現されれば、経験値に頼っていた生産管理をAIが担い、「誰でも高収益・高品質の農業ができるシステム」が可能になります。
研究者として意欲的に学術論文を書いてきましたが、「基礎研究から実用技術を開発し、実証そして社会実装されてこそ技術が開発されたと言える」、そんな想いからアイクスに参画しました。
食料生産に関わる労働力をどう確保するか、超高齢化社会に向けて避けられない課題です。スマート農業の進展、つまり新しい技術の開発と実装が解決に寄与することは疑いがありません。
これからも研究者として基礎研究を続けるとともに、アイクスを通じた社会展開を進めてまいります。
CTO 福田 直也
企業名 | 株式会社アイクス (英表:Aicss inc.) |
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資本金 | 1,000万円 |
設立年月 | 2022年4月 |
役員 | 代表取締役CEO 高橋 優太 取締役CTO 福田 直也 |
本店所在地 | 茨城県つくば市天王台1-1-1(筑波大学内) |
新橋事務所 | 東京都港区新橋4-11-1 A-PLACE新橋3階 |
電話番号 | 03-6822-3010 |